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ダニエル R.ラッセル総領事
Text in Japanese
*以下の記事は、産経新聞社の許諾を得て転載しています。
【KOKUSAI KANSAI】
今年をぜひ米訪問の年に
駐大阪・神戸米総領事 ダニエル・ラッセルさん (52)
産経新聞 2006年 1月 19日付 夕刊
初仕事は新年の3日。欧米人は長く休暇を取ると思われがちだが、「日本の正月は大切な行事。だから、クリスマス休暇を切り上げて昨年末に戻った」という。
次に待っていたのが、やはり日本の慣習である新年会への出席だった。連日、関西の経済団体や企業の新年会に招かれた。招待状の数の多さから、以前日本に来たときよりポストが上がっていることを実感している。
そのスピーチにも盛り込んでいるのだが、今年の目標は「米国に渡航しやすい環境づくり」だ。総領事館の改装工事が新年に入って終わった。「改装で窓口が増え、査証(ビザ)の発給が迅速になった。もう長い時間待たせるようなことは過去のこと」。米渡航に関してはビジネス、留学、旅行にかかわらず総領事館で何でも答える態勢を整えたといい、「今年をぜひ米国訪問の年にしてほしい」と呼びかける。
もう一つ、心がけたいのは「草の根の交流」を増やすことだという。活動の一つの拠点は大阪、神戸、京都、広島などにある日米協会だ。「日米協会のイベントに積極的に顔を出して、各地の人とふれあいたい」と話す。そうした会ではたとえば、輸入が再開された米国産牛肉の評判が話題になるだろう。
「安全かつおいしい米国産牛肉を多くの人に食べてもらいたいが、実際の反応はどうなのか。関西の人の本音を聞いてみたい」という。
日米の距離を少しでも縮めたいという熱意は、元上司のマンスフィールド元駐日米大使の「日米関係は世界で重要な関係」という言葉が忘れられないからだ。「マンスフィールド氏からはこの言葉を何十回も聞かされた。総領事の立場で思い起こすとそれはますます重みのある言葉とわかる」と力を込める。
関西発の米外交の試みが、どこまで成果をあげるか楽しみだ。
(政治・国際室 大家俊夫)
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